二十四節気の大寒
一年でもっとも寒さが厳しい「大寒」
二十四節気の24節目。
締めくくり。
七十二候では
「款冬華」/ふきのはなさく
雪の下から蕗の薹が顔を出す頃。
暦便覧では、「冷ゆることの至りて甚だしきとなれば也」と記されている。
寒の内
小寒から数えて15日前後とされ、小寒から大寒までの15日間と大寒から立春までの15日間の30日間を「寒の内」という。
この「寒の内」の期間に、寒さを利用した様々な行事(寒稽古、寒仕込み)が行われる。
酒、味噌、醤油、凍り豆腐、寒天などの仕込みも、「寒の内」に行われる。
一年で最も気温が低く雑菌が繁殖しにくいこの時季のお水は「寒の水」と呼ばれ、醤油の「寒仕込み」に使われてきた。
寒中お見舞いもこの時期にお出しします。
大寒の頃の食べ物
一年で最も寒い時期にあたる「大寒」には、防寒対策を心がけながら、栄養のある食べ物をしっかり摂って、寒さに負けない身体作りをする。
旬の食材でのり切る!
小松菜、水菜、金柑、ワカサギなどが旬を迎える。
1月20日について
徳川家光が慶安4年4月20日亡くなる前までは、「二十日正月」といいお正月の祝い納めをする日で、鏡開きも20日に行っていた。
関西地方では、お正月の鰤の骨や頭などの残った部分を酒粕や大豆、野菜などを煮て食べることから「骨正月」とも言われていた。現在でも地域によって、20日に正月料理やお餅を食べつくす風習が残っている。
今年(2021年)は、暦通り寒い寒い大寒!
コロナ禍の中、風邪をひいても肩身が狭く感じる日々。
*免疫力を調える食事
*三つの首を冷やさない
*睡眠
春が近いと信じて、日々を重ねたいと思う朝です。
※古くから伝わる行事や慣習は、諸説あります。こちらに載せているのは、その一部になります。