FOODEX JAPAN 2018
国際食品・飲料展 3/6Tue.~9Fry.
今年は、6日・7日の二日間行ってまいりました。
どの展示会もそうですが、初日は比較的ゆったりとした空気の中で、回れます。
今回は、オーストリア大使館商務部と食肉に携わる方々の現状をお聞きしました。
そして、先ず第一に分かったことは「オーストリアは肉の国」という事でした。
日本より規則が厳しい欧州連合ですが、オーストリアはそれより更に厳しい規則を設定しています。
その厳しい規則のお陰で信頼を得、輸出が伸びているそうです。
高品質なオーガニックビーフを飼育と生産
*高い有機農家率:約21000軒
*資料はGMOフリー
*動物がより走れる場所
*広い畜舎内スペース
*環境保護
*独立機関による調査(少なくとも1年に1回)
そして、なんと屠畜牛全体におけるオーガニック牛の割合が約20%(2017年)という素晴らしさ!
日本では考えられない、高い%率です。
ファミリーで、牧場の経営から屠畜、解体、加工までを行う企業が多く見られます。
経営者の方から、それぞれの飼育環境、オリジナルレシピと伝統製法などのお話や、職人を育てるための教育システムにも力を入れている話をお聞きし、きめ細かい地道なシステムが大きく花開いていることを実感しました。
そして日本で唯一、オーストリア国家公認料理マイスターの称号をもつ神田氏がシェフのお話をお聞きしながら、試食タイム。
ビールもいただいて、ビックリするほどの量の様々な加工品を試食しました
色々なセミナーに参加しますが、一人分の試食の量がこんなにたくさん出たのは、初めての経験でした。
とても美味しく、タッパーがあったら持ち帰りたい気持ちになりました。
神田氏シェフのお料理。
少し酸味もあって、いくらでも食べられそうな美味しさでした♪
★神田シェフのお店★
レストラン【銀座ハプスブルク・ファイルヒェン】