梅雨明けと共にやってきた猛暑
豆皿を変えて、夏気分♪
気持ちよさそうに泳ぐ金魚が涼しさと楽しさを演出してくれます。
豆皿について
豆皿の始まりは、1640年代に有田で生まれた「手塩皿/てしおざら」又は「おてしょざら」
その頃の食事の形式では手前に箸、箸の脇に手塩皿を置くことことから、手前に置く塩皿のことを「手塩皿」。
塩だけでなく醤油や酢などの調味料を入れる四寸以内のお皿のこと。
時代の流れと共に食事の形式も変わり、食文化も多様に!
「手塩皿」の使い方も、調味料だけでなく副菜、香の物、薬味、お菓子などを盛り付けて楽しむように変化し現在は「豆皿」として親しまれる。
小さい豆皿は、箸置きとして使われたりもする。
豆知識
和食器のサイズは尺貫法が使われる。
一寸=約3.03cm
豆皿(手塩皿):~四寸
小皿:〜五寸
中皿:五寸~八寸
大皿:八寸〜
日本の食文化に合った日本生まれの「豆皿」
小さなお皿ですが、四季折々の楽しみが広がるテーブル作りには、心強い味方でもあります。