型押しガラス(プレスドガラス)は、熱で液体にしたガラスをプレス(型押し)して成型されたガラスのこと。
アメリカで1827年、New England Glass CompanyのEnoch Robinsonによって考案された。
1864年、全自動の機械化により、量産されるようになった。
1930年代にフランスのバカラやサンルイ等のクリスタルガラスの品質と生産性向上に、プレスの技術が使われた。
1900年前半の型押しガラス(プレスドガラス)は、技術が未熟のため気泡も多く、割型の合わせ目にはガラスが入り込んでできたバリ(筋)・シワ・焼きヒビ・肌荒れなどが目立つ。
未熟な技術の不完全な仕上がりが、この時代の型押しガラス(プレスドガラス)の何とも言えない温かみを醸し出し、優しい光を放ち、テーブルの名わき役に・・・
厚手でどっしりとした愛嬌のある型押しガラス(プレスドガラス)を見つけたら、温かみのあるテーブルを想像してみてください♪