昔のノートから、30年前にイギリス西部サマセットにあるバース(Bath)に滞在した時に教えていただいた、ヴィクトリアンケーキのレシピ(ヴィクトリンサンドウィッチ)のmemoを発見!
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S:110
B:110
F:110
BP:15
これだけの、メモ!
今までも、何度かヴィクトリアンケーキを焼いているのですが、今回はこのメモを元に、焼いてみました!
昔からのレシピは、素朴でとても懐かしいお味がします。
是非、お試しを♪
recipe イギリス仕込みのヴィクトリアンサンドウィッチケーキ
材 料(15cmのラウンド型)
薄力粉・・・・・・・・・ 110g
ベーキングパウダー ・・・小匙2・1/2
バター・・・・・・・・・ 110g
てんさい糖・・・・・・・ 110g
卵・・・・・・・・・・・ 2個
牛乳・・・・・・・・・・ 50cc
型に塗るオイル・・・ ・・少々
ジャム・・・・・・・・・ 大匙4
溶けにくい粉糖・・・・・ 少々
*お手持ちの卵で、最も110gに近いものを♪
*同じサイズの型が二つあったら二つ使うと良い♪
作り方
①オーブンは180℃に予熱する。型の内側にオイルを塗る。薄力粉・ベーキングパウダーを合わせてふるう。
②室温に戻したバターを、泡だて器でクリーム状にし、砂糖を3回に分けて加え混ぜる。
③②に割りほぐした卵を加え、むらがなくなるまで混ぜ、ふるった粉類を2回に分けて加え、スパチュラで
さっくりと混ぜる。
④③に牛乳を加えて手早く混ぜ、型に流す。型に入れたら型をトントンし、生地の表面を平らにならす。
⑤オーブンに入れ35~40分焼く。竹串を挿しても生地がついてこなければOK。
粗熱が取れたら周囲に竹串を入れて、型から外し、金網台に出して冷ます。
⑥横に二等分にナイフを入れ、お好みのジャムを塗り、仕上げに溶けにくい粉糖をふるう。
*型が二つある場合は、生地を半分に分けて、25~30分焼く♪
今回はジャムではなく、マスカルポーネでクリームを作り間に入れました!
お好みのジャムをたっぷりぬって、サンドしてお楽しみくださいね!
ヴィクトリアンサンドウィッチの名前の由来
ヴィクトリン女王とアルバート公は仲のよいことは、広く知られていますが、1861年42歳の若さでアルバート公が他界。
悲しみを癒すために過ごしたワイト島の別邸で、ティーパーティーの時に出されたこの素朴で家庭的なケーキのお味が、女王の心を慰めお気に入りになったことから、【ヴィクトリアンサンドウィッチケーキ】という名前がついた。
女王の心を慰めたat homeなケーキは、イギリス中に広まり、現在でもティータイムのケーキの定番となる。