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冬至

行事
古くから日本に伝わる行事。祖母や母が当たり前のようにしてくれた慣習。私の代で終わることのないように、洋の東西を問わず、様々な行事を受け継いでいきたいと強く思います。

 ※古くから伝わる行事や慣習は、諸説あります。こちらに載せているのは、その一部になります。

今年(2024年)の冬至は、12月21日
冬至が近づくと店頭に柚子南瓜がたくさん並びます。

どんな時でも、季節の行事は大切にしたいと、思うのです。

冬至

冬至は、二十四節気のひとつ。

一年で夜が最も長くなる一日。

冬至の日は、「死に一番近い日」と言われ、その厄を祓う為に体温を温め、無病息災を祈った習わしが現在の慣習に!

ヨーロッパでは、夜が最も長いという事は、これから昼が長くなるという事なので太陽の復活の日とされ昔は冬至祭の習慣があった。

イエス様の誕生を祝うクリスマスが12月25日になったのは冬至祭の名残りと、その時の冬至が12月25日だったという説もある。

一陽来復

冬至は一年で夜が一番長くなる日!
ということは、陰の極み

翌日からは日が延びるため、陽に再びかえると考えられてきた。

この日を境に運が向くので「一陽来復/いちようらいふくといわれる。
上昇運に転じる⇑。

ゆず湯

冬至の「とうじ」を「湯治・とうじ」とかけて生まれたのが、柚子湯の習慣。

「一陽来復」の運を呼びこむ前に、厄払いをするための「禊/みそぎ」として身を清める。

今が旬の柚子は香りも強く、強い香りのもとには邪気がおこらないと昔から考えられている。

柚子湯」には、柚子の効果で邪気を祓い香りを楽しみながら風邪や肌の保護をする意味があります。

冬至粥と南瓜

小豆を入れた冬至粥は、小豆の赤が太陽を意味する魔除けで、小豆粥を食べて厄祓いをする。
南瓜は、栄養価も高く長期保存のきく野菜。
栄養補給をして、無病息災を願う

運盛り

この日に「ん」のつく食べ物もをいただくと運」を呼びこむといわれる。
こんにゃく、れんこん、みかん、にんじん、きんかん、なんきん・・・
冬のお祭りに縁起の良い貴重な野菜を供え物にした名残とも言われる。

お野菜には、ビタミンやカロチンを含むので、「無病息災」に効き目があるという説も!

「一陽来復」!
冬至をお祝いする時間、作りたいですね。